世界ランク1位の高橋礼華(26)松友美佐紀(24=ともに日本ユニシス)組がリターユヒル、ペデルセン組(デンマーク)を破り、日本バドミントン界初の金メダルを獲得した。1ゲーム目を奪われながらの逆転勝利。最後は、3点ビハインドからの5連続ポイントでの劇的な勝利だった。

 表彰台に上がり、君が代が流れると高橋、松友は涙が止まらなかった。掲げられる日の丸を目で追いながら、勝利の喜びをかみしめた。

 メダルを首にかけた高橋は「19-19くらいからは、どうやって決めてここまで来たのか覚えていないくらい集中していた。表彰台では、本当にオリンピックなのかなという感じで、夢の時間でした。日の丸が一番高いところに揚がっているのを見て、オリンピックだという実感が湧きました」と感慨にふけった。松友は「先輩と組んでなければここに立てていない。2人でオリンピックで金を取ると言っていて、叶うと思っていなかった」

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